2007年7月24日付 エコノミスト誌 社説 ”Unhappy America”
【概要】
1.人々と同様国家にも、不調な時がある。今の米国はそんな時にある。米国人の多くは米国が失敗しつつあるのではないかと懸念している。米国型資本主義がうまくいっていないことも不満の種だ。また、1%の人のみが富を集中している時に自分は取り残されていると考える人も多い。
2.米国は海外でも、あまり意味もなく大量の血と富とを費やしている。
3.世界は、非常に多極化しているようである。
4.米国はこれまでも不調になったことがある。米国はそのたびに巻き返してきた。米国は自国の修繕をするのが得意であるからである。米国の政治システムは迅速に反応した。
5.しかし、人々と同様国家も、心持が暗いときには危険な振る舞いをするものである。仮に、何を変える必要があり、何を受け入れる必要があるのかを判別することに失敗すれば、米国は、同盟国や通商相手を傷つけるのみならず、自国をも傷つける危険を冒すことになる。
6.確かに変える必要のある分野は存在する。そして米国が誤りを訂正し始めていることは良いことである。
7.アジア全般、とりわけ中国に対する米国の相対的凋落が起きていることについて、米国は、現状維持を図ろうとするのではなく、自らの態度を変更しようとすることが必要である。米国は、中国やインドの成功を祝福すべきだ。
8.誰もが、不調な時を経験する。自らが引き起こした問題から学び、より強くなる人もいる。他者を責めて、それを外部にぶつけて、自らをいっそう傷つける人もいる。米国は、かつて前者の道をとる知恵を有していた。現在もその知恵を有していることを希望しよう。
(出典は⇒http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=11791539 )
2008年7月25日金曜日
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