2008年7月6日日曜日

食糧危機とG8首脳会合 (NYT紙社説)

2008年7月6日付 ニューヨーク・タイムズ紙 社説 ”Man-Made Hunger”

テーマは北海道でのG8首脳会合において食糧危機への対応を行うよう訴える内容。

【概要】
1.食糧価格がかつてなく高騰しているため、数千万人が貧困と飢餓に陥る可能性がある。

2.この危機の要因の大部分は、人工のものである。誤ったエネルギー政策、誤った農業政策の結果である。G8首脳会合に集う各国首脳は、取るべき責任を担い、この危機への対応策を示さねばならない。

3.G8の各国首脳は、2005年に行われた最貧国への援助を大きく増大する旨のコミットメントを果たさなければならない。中東諸国のような他の富裕国にも圧力をかけなければならない。各国首脳は、農業補助金、エネルギー補助金を削減あるいは撤廃することにもコミットしなければならない。しかし悪いのは、富裕国のみではない。少なくとも30カ国の発展途上国は、食糧輸出を制限あるいは禁止している。

4.我々は、ブッシュ大統領が、世界の飢餓と闘うため、今年と来年にかけて50億ドルを拠出する旨をプレッジしたことを歓迎する。しかし、さらに多くのことがなされるなければならない。米国は海外援助を先進国の中で最も出し惜しみしている国である。

5.ぜーリック世銀総裁が述べたように、食糧危機は、世界が世界の最も弱い弱者を支援することに前向きであるか否かを示す試金石となる。日本に集う指導者たちは、この挑戦に立ち向かわなければならない。

(出典は⇒
http://www.nytimes.com/2008/07/06/opinion/06sun1.html?ref=opinion

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