2008年7月1日付 WP紙社説 ”Last-Minute Missiles”
テーマは、ブッシュ政権が推進する欧州ミサイル防衛施設建設について。次期政権に任せよ、と主張している。
*コメント*
歴史的遺産を残すことに執心するブッシュ政権にブレーキをかけようとするWP紙の冷静な批判の一つである。
【概略】
1.米国務省は、ブッシュ大統領任期満了以前に、ポーランド及びチェコとミサイル防衛施設についての合意を結ぼうとしている。
2.問題は、同ミサイル・システムを用いれば、北ヨーロッパと米国をイランからの攻撃から防衛することができる、ということを国防省が証明していないのにもかかわらず、ブッシュ政権がポーランド及びチェコとの合意を結んでしまおうとしていることである。
3.特にポーランドとの交渉には問題がある。ポーランドは、合意を結ぶことを強く望んでいる政権末期のブッシュ政権の足元を見て、米国から最大限の利得を得ようとしている。
4.本件は、次期政権に任せたほうが良い。欧州ミサイル防衛システムが有効である旨が証明されうるとすれば、同システムを建設することは有意義かもしれない。しかし、ブッシュ政権は、「なにがなんでも欧州ミサイル防衛建設推進」という態度を止めるべきである。
(出典は⇒ http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/06/30/AR2008063001968.html )
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