2008年7月20日日曜日

米エネルギー政策 (NYT紙 コラム)

2008年7月20日付 ニューヨーク・タイムズ紙 コラム ”9/11 and 4.11” (トーマス・フリードマン・コラムニスト)

【概要】
1.経済学者のポール・ローマーは、「危機は、無駄にするにはもったいな過ぎる。」と述べた。ブッシュ大統領は、9.11の危機だけでなく、ガソリン平均価格が$4.11になった4.11危機をも無駄にした大統領として記憶されよう。

2.ブッシュ大統領は、ガソリン平均価格が$4.11になった危機に乗じて、全国的な「石油中毒」対策を行う機会があったにもかかわらず、「ショッピングに行きなさい。(2006年12月20日の大統領記者会見において個人消費拡大を促した発言。ここでは、エネルギー節約を訴えるどころか、ガソリンを使え、と言っているのは変である、という文脈。http://www.whitehouse.gov/news/releases/2006/12/20061220-1.html)」と発言したり、米国沿岸沖での石油・天然ガス採掘禁止の解除を決定しようとした。

3.しかし、問題は、「ガソリン価格」の問題ではなく、「中毒」の問題なのである。問題解決に必要なのは、価格を下げることではなく(これは中毒を長期化するだけである)、石油中毒への対処であり、クリーンなエネルギー・システムである。

4.現在のものとは異なる、それに代替となる戦略を知りたければ、アル・ゴア元副大統領が行った演説を読むが良い(http://www.huffingtonpost.com/al-gore/a-generational-challenge_b_113359.html)。アル・ゴア氏は少なくとも、真の問題、すなわち、多面的で、複数世代にまたがるエネルギー、環境、地政学に関わる問題に対処する計画を有している。

(出典は⇒http://www.nytimes.com/2008/07/20/opinion/20friedman.html?ref=opinion

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