2008年7月26日付 ニューヨーク・タイムズ紙記事 ”Bush and McCain Seem to Diverge in Foreign Policy” (ブミラー記者←ライス国務長官の伝記を出版した記者です。)
【概要】
1.共和党の、外交を専門とする代表的な連邦議員の話によると、ブッシュ政権がイラク駐留米軍の駐留期間を検討することに合意したことは、ブッシュ政権がオバマ候補の政策に近づいたと見なされることになり、米軍撤退時期の設定に原則反対しているマケイン候補は、ブッシュ政権のこの動きによって防御的な姿勢をとらされることになった。
2.ブッシュ政権がイランや北朝鮮と高級レベルで会談することを許可したこともまた、このような関与に懐疑的なマケイン候補はブッシュ大統領よりも保守的である、との見方を生むことになった。
3.マケイン候補には、ブッシュ政権で凋落したネオコンの思考の影響が引き続き見られる。
4.外交現実主義者と呼ばれる共和党議員の中には、マケイン候補の対ロシア政策や、同候補がダライ・ラマと会談したことをもって、マケイン候補がブッシュ政権よりも対決主義的であることが浮き彫りになった、と述べる者もある。
5.マケイン候補は7月25日にCNNで、オバマ候補の「16カ月で米軍を撤退させる」案について、「非常に良い予定表である」と述べた。しかし、これが同候補の方針転換であるのか否かについてマケイン陣営は説明することを拒否している。
6.マケイン陣営は、共和党内に存在するプラグマティストとネオコンとの間の外交路線上の対立を抱えている。両者の力の均衡がどこにあるのかは未だ不明瞭である。
(出典は⇒http://www.nytimes.com/2008/07/26/us/26policy.html?hp )
2008年7月26日土曜日
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