2008年7月6日日曜日

対アフガニスタン増派 (WP紙社説)

2008年7月6日付 ワシントン・ポスト紙 社説 ”Afghan Escalation”

テーマはアフガニスタン情勢。アフガニスタンに十分な軍隊を一度に増派することの必要性、及び、パキスタン国内のタリバンに対処する必要性を主張している。

【概要】
1.現在、アフガニスタンには、40カ国からなる外国部隊6万6千人が駐留しており、このうち3万7500人は米軍である。

2.2008年5月及び同年6月には、イラクで死亡した兵員数よりもアフガニスタンでのそれのほうが多かった。

3.アフガニスタンにおける戦争は、ベトナム戦争におけるのと同様の症状、すなわち状況を劇的に好転させるには不十分な兵員数を漸増させるという症状に苦しんでいるようである。

4.アフガニスタンにおいて、イラクでのそれのような増派が必要とされているようである。問題は、大規模に新規投入する兵隊が手に入らないことである。

5.タリバンが幾度でも戦闘に敗れても平気なのは、その主要拠点と最高司令官が大部分、国境のパキスタン側にいるからである。よって、米国がたとえ増派しても、タリバンがパキスタンから加勢する能力が破壊されない限り、効果的とはならないだろう。

6.漸増方式の派兵が続けば、1、2年以内にアフガニスタンでの西側軍隊の死者数はイラクのそれを超えるであろう。その時、この派兵は費用に見合った価値があるであろうかというワシントンでの議論は、これまでイラクについてのみであったのが、アフガニスタンについても行われるようになるかもしれない。

(出典は⇒
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/07/05/AR2008070501360.html

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